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AMD組み込み向けSoC、Samsungの液晶一体シンクライアントに採用:組み込み開発ニュース
AMDの組み込み機器向けSoC「AMD Embedded Gシリーズ」が、Samsung Electronicsのディスプレイ一体型シンクライアントの新製品に採用された。
米AMDは2015年6月18日(現地時間)、同社の組み込み機器向けSoC「AMD Embedded Gシリーズ」が、Samsung Electronicsのディスプレイ一体型シンクライアントの新製品に採用されたと発表した。
Samsung Electronicsのシンクライアント新製品「TC222W」「TC242W」は、フルHD解像度のディスプレイに、いずれもx86ベースのCPUを搭載したAMD Embedded GシリーズのSoC「AMD GX222 APU」(2.2GHz デュアルコア)を組み合わせる。OSはWindows Embedded Standard 7の32/64bit版が選択できる。
メインメモリは4Gバイトで、ストレージは32GバイトのSSD。ディスプレイサイズはTC222Wは21.5型、TC242Wは23.6型。両製品の出荷は2015年第3四半期が予定されている。
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