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基板振り分け機能搭載のクリームはんだ用スクリーン印刷機を発売:FAニュース
パナソニック ファクトリーソリューションズは、プリント基板に電子部品を実装する前工程で使用される、クリームはんだ用スクリーン印刷機「SPV」を発表した。基板振り分け機能により、生産形態に合わせた印刷スタイルが可能になる。
パナソニック ファクトリーソリューションズは2015年6月3日、プリント基板に電子部品を実装する前工程で使用される、クリームはんだ用スクリーン印刷機「SPV」を発表した。ラインアップはメイン機の「NM-EJP7A」と背面機の「NM-EJP8A」の2種で、同月から受注を開始した。
SPVは、デュアルレーン生産に必要とされる基板振り分け機能を搭載し、ユーザーの生産形態に合わせた印刷スタイルを可能にした。また、振り分けコンベヤーが不要のため、工場スペースを有効に活用できる。
また、印刷サイクル動作とマスククリーニング動作の並列処理により、クリーニングによるロス時間を削減している。毎回クリーニングでサイクルタイム10秒を可能にし、実装ラインの妨げにならない高速性を備えた。
さらに、1枚のスクリーンマスクに表裏両面を製版することで、印刷機1台で表裏生産に対応できる。背面機を追加すれば、ノンストップ機種切り替えも可能。繰返し位置決め精度は±5.0μmとなっている。
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