「ラパン」と「ココア」、女性受けはどっちがいい?
2015年6月3日、スズキが新型「アルト ラパン(以下、ラパン)」を発売しました。2008年11月発売の2代目モデルから約6年半ぶりのフルモデルチェンジとなります(関連記事:新型「ラパン」は「まる しかくい」、メーターは誕生日を祝う)。
ラパンと言えば、2002年に発売された初代モデルから、そのデザインもあって女性ユーザーに高く評価されてきた軽自動車です。2代目モデルでは、より女性向けを意識してデザインした派生デモル「アルト ラパン ショコラ」を2013年6月に投入しています。
新型ラパンは、アルト ラパン ショコラの方向性を継承し、女性がクルマに求めるものの調査/分析を行い、企画から開発、デザイン、機能・装備、アクセサリーの設定に至るまで、女性視点をふんだんに盛り込んだといいます。ラパンの特徴である“しかくい”箱型ボディに、“まるい”ヘッドランプやドアミラー、リヤコンビネーションランプを組み合わせて、「まる しかくい」外観を実現しました。
また、ボディカラーに屋根部を別の色にできる2トーンカラーを選択できるのですが、箱型のボディと丸目のヘッドランプを採用していることもあってか、同じく2トーンカラーを選択できる「ハスラー」の小型版のようにも見えます。新型ラパンの車両全高は、ハスラーよりも150mm低いので1525mmなので、並んで走っていると兄弟姉妹かのように見えなくもありません。
さて、女性向けを意識した軽自動車と言えば、スズキのライバルであるダイハツ工業の「ミラ ココア(以下、ココア)」もあります。ココアも2014年8月に大幅なマイナーチェンジを行っており、女性向けを意識したというデザイン性では、ラパンとそん色はありません(関連記事:おじさんには開発できない、新型「ミラ ココア」の「選ぶ楽しさ」)。
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