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スマートロックがコワーキングスペースの受付を無人化するスマートハウス

フォトシンスは後付け型スマートロックロボット「Akerun」の実証実験を東京・日本橋のコワーキングスペース「Clipニホンバシ」にて実施する。実験を通じ、予約や決済を含めたコワーキングスペースにおけるスマートロックの有用性を検証する。

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 フォトシンスは後付け型スマートロックロボット「Akerun」を利用した実証実験を、2015年7月より東京・日本橋のコワーキングスペース「Clipニホンバシ」にて実施する。

 Akerunはドアのサムターン(つまみ)の上に取り付けることで、スマートフォンからカギの開錠/施錠ができる“スマートロックロボット”。AkerunとスマートフォンはBluetooth LEによる通信が行われ、スマートフォンを持ち、ドアの前で専用アプリを操作することでカギを開けられる。

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スマートフォンを“カギ”とする、後付け型スマートロックロボット「Akerun」
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Akerunの実証実験が行われるClipニホンバシ

 専用アプリで発行したカギ(開錠権限)はメールやLINE、Facebookなどでシェアでき、また、時間制限を設けることもできるので、指定した時間帯のみの利用権限を付加するといった使い方もできる。

 実証実験にはフォトシンスの他、三井不動産、日本ユニシスが参加。フォトシンスはAkerunの提供、三井不動産はコワーキングスペースの提供、日本ユニシスは予約から課金までを支援するASPプラットフォームの提供をそれぞれ行い、実験を通じてコワーキングスペースでの実用性を検証する。

 実証実験は2015年10月下旬まで行われる予定で、Clipニホンバシの他、都内オフィス数カ所でも行われる予定となっている。

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