ニュース
ルネサスやASUSTek、「AllJoyn」推進の「Allseen Alliance」に加盟:組み込み開発ニュース
Windows 10でも標準サポートされるIoT技術「AllJoyn」を推進する「Allseen Alliance」にルネサス エレクトロニクスら20社が新たに加盟した。
Linux Foundationが設立した非営利団体「Allseen Alliance」は2015年6月3日、ルネサス エレクトロニクスやVodafone、ZTE、HiSilicon Technologies、ASUSTekら20社が加盟したと発表した。
Allseen AllianceはいわゆるIoT団体で、機器連携のためのフレームワーク「Alljoyn」を提供することで、日常生活に利用される様々なデバイスを使いやすいカタチで連携させることを目的としている。MicrosoftはWindows 10にて、Alljoyn標準サポートすることを既に公式ブログにて公表している。
団体への加入については2015年5月にキヤノンがプレミアムメンバーとして加入している他、2015年1月からでは70社以上が加入している。公開されている加入社一覧を見ると分かるよう、コンシューマに近い企業が多く参加していることも特徴といえる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- IoT団体「Allseen Alliance」にキヤノンが加盟
IoT団体「Allseen Alliance」にキヤノンが加盟した。同社の加盟により、Allseen Allianceのプレミアムメンバーは12社に増加した。 - Allseen Allianceの中核技術「Alljoyn」とは何か
Linux Foundationが設立した非営利団体「Allseen Alliance」のキモとなるのが「Alljoyn」だ。IoTについて“現状の使いにくさ”の打破を目指す、この団体の中核技術を解説する。 - IoTを考える――洗濯機とグリルの通信に、意味はあるのか
あらゆる分野でモノのインターネット(IoT)が注目されている。確かにIoTは、次世代エレクトロニクス産業の鍵を握る重要なテーマだ。だが筆者は、IoTの概念に対して懐疑的な気持ちを拭い切れない。 - Samsung、Intel、DellなどがIoT標準化団体を立ち上げ──Qualcomm陣営に対抗か
QualcommやMicrosoft、シャープなど50社以上が参加するAllSeen Allianceとは別に、新たなIoT業界団体をSamsungやIntelなど8社が立ち上げた。