最新のアルゴリズムを搭載した、次世代の固定型バーコードリーダーを発売:FAニュース
コグネックスは、画像ベースの固定型バーコードリーダー「DataMan150シリーズ」「260シリーズ」「360シリーズ」を発表した。高機能な1次元・2次元コード読み取りアルゴリズムを搭載し、強力な読み取り性能を備えた。
コグネックスは2015年5月20日、画像ベースの固定型バーコードリーダーの最新モデルとして、「DataMan150シリーズ」「260シリーズ」「360シリーズ」の3機種を発表した。
新シリーズは、特許出願中の最新テクノロジー・PowerGridをはじめ、高機能な1次元・2次元コード読み取りアルゴリズムを搭載し、強力な読み取り性能を備えた。
Hotbarsテクノロジーを搭載した1DMaxは、1次元バーコードに損傷や印刷品質の問題があっても、高速で正確に読み取ることができる。また、PowerGridテクノロジを搭載した2DMaxは、コードそのものの模様を使って探索するため、ファインダパターン・クロッキングパターン・クワイエットゾーンが完全に消失した場合や、反射・歪み・傷などで読み取り困難な2次元コードでも読み取りが可能となっている。
さらに、DataMan本体のボタンを押すだけで読み取り条件を最適化するため、リーダーのセットアップも容易。加えて、照明やレンズは現場で簡単に取り換えができる。
筐体はIP65に準拠し、自動車・自動車部品・エレクトロニクス・食品飲料・物流など、厳しい製造現場環境への設置にも対応する。
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