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VAIO Phoneに見る「ブランド」のもろ刃の剣製造マネジメント メルマガ 編集後記

ブランドは時に強みに、時に弱みになるもの。

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 この記事は、2015年3月24日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


VAIO Phoneに見る「ブランド」のもろ刃の剣

 2015年3月12日に、日本通信とVAIOが発表したVAIOブランドのスマートフォン「VAIO Phone」が物議を醸しています。ODM(Original Design Manufacturing)委託先モデルの一部のデザインを変更しただけで、パナソニックが台湾で展開しているモデルと非常に似通っていたからです(関連記事:ハードだけで差別化する時代の終えん! 日本通信がVAIO Phoneで目指すモノ)。

 確かにその約1カ月前のノートPCの発表では「“最高のアウトプットを求める人たち”に向けた製品」とし、高付加価値ブランドとしてVAIOを展開する方向性を示していただけにVAIO Phoneには失望感が広がり、非難の声が上がりました(関連記事:新生VAIOはモノづくりで何を変えたのか)。

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