「形態は機能に従う」を3Dで飛び越える
産業機械のメカ設計では必要な機能で無駄のない形状を実現することが、結果的に美しい形状を生むという考えがよく語られます。よく考えられて設計された治具や装置の規則性ある形状パターンや、無駄のないシュッとした感じの形状に美しさを感じるものではないかと思います。デザイン(意匠)の現場でも「形態は機能に従う」という言葉がよく出てきますが、メカ設計の現場ではその考え方がより強いものです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- デザインとメカ設計が“戦う”のではなく“融合する”、デンソーの製品開発文化
デンソーは2014年に「医薬・医療用ロボット VS-050S2」でグッドデザイン大賞を受賞した。このデザインは、デザイナーと設計者との初期からの密接なコラボレーションから生まれた。これを可能にした理由の1つには、デンソー独自の風土にもあるようだ。 - デンソーが初のグッドデザイン大賞、表面を滑らかに磨き上げた産業用ロボットで
デンソーとデンソーウェーブは、産業用ロボット/医療医薬用ロボット「VS050 SII」が「2014年度グッドデザイン大賞」を受賞したと発表した。VS050 SIIのアルミ表面は、バクテリアの温床になり得る表面の細かい凹凸を無くすため、表面のアルミニウムは滑らかに磨き上げられている。 - 人間対機械バトル! 将棋電王戦の指し手は“成り”もできる「電王手さん」
デンソーは、「将棋電王戦FINAL」の指し手として、子会社であるデンソーウェーブのロボットアームが採用されたことを発表した。電王戦はプロ棋士とコンピュータソフトとの団体戦で、デンソーウェーブのロボットアームが採用されたのは2014年に続いて2度目。 - 3年目のナントカ。「春のおばかモノづくり祭」
今年のエイプリルフールも、なんだかんだでやりますよ。日本の製造業関係の皆さまから寄せられた、ウソとホントが適当に入り交るおばか作品・ストーリーの数々を紹介します。3年目のおばかぐらい大目に見てください!