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デンソーが初のグッドデザイン大賞、表面を滑らかに磨き上げた産業用ロボットでFAニュース

デンソーとデンソーウェーブは、産業用ロボット/医療医薬用ロボット「VS050 SII」が「2014年度グッドデザイン大賞」を受賞したと発表した。VS050 SIIのアルミ表面は、バクテリアの温床になり得る表面の細かい凹凸を無くすため、表面のアルミニウムは滑らかに磨き上げられている。

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デンソーの産業用ロボット/医療医薬用ロボット「VS050 SII」

 デンソーは2014年11月4日、子会社のデンソーウェーブと共同で「2014年度グッドデザイン大賞」を受賞したと発表した。

 デンソーは1976年以降、グッドデザイン賞を累計で121件受賞しているが、最高の賞であるグッドデザイン大賞を受賞するのは初めて。

 今回受賞したのは、産業用ロボット/医療医薬用ロボットの「VS050 SII」。食品や医薬品、半導体などの工場での使用を想定したもので、クリーンルームでの作業にも対応する。汚れやほこりがたまらないよう、溝や穴を埋めた滑らかな形状にするとともに、関節部断面を正円にして段差やすき間を無くしている。さらに、過酸化水素ガス洗浄に対応するため、ロボットアームのアルミ表面は、塗装ではなく磨き上げ処理を施しており、これまでにない品質感と存在感を持ったデザインになっている。

デンソーの産業用ロボット/医療医薬用ロボット「VS050 SII」
デンソーの産業用ロボット/医療医薬用ロボット「VS050 SII」(クリックで拡大)

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