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Apple Watch Edition投入に見る、Appleのスゴさ電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記

機能的に大差ない製品を4万円と100万円で売り、それぞれに満足してもらう。機能と価格ありきだけではない製品開発の一例といえます。

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モノづくり編集のこぼれ話

 この記事は、2015年3月11日発行の「電子機器設計/組み込み開発メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


 ウェアラブル市場を引っ張ると目される、「Apple Watch」の発売日と価格が発表されました。

 バリエーションは3つで、鏡面仕上げスチールの「Apple Watch」が6万6800円より、強化アルミの「Apple Watch Sport」が4万2800円よりという価格はある程度予想の範囲内と言えますが、驚かされたのが18金の「Apple Watch Edition」に付けられた128万円からという価格設定でした(バンドの選択によっては、218万円まで価格は上がります)。

 15インチ「MacBook Pro」が22万4800円から、ワークステーション「Mac Pro」が41万8800円からですので、PCや周辺機器としての価格設定からは逸脱していることは間違いありません(上記価格は全て税別)。

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3種類の外装が用意される「Apple Watch」

 しかし、高級腕時計というジャンルを眺めると100万円超えがそう珍しくない価格設定であることも事実です。ロレックスやオメガ、ブレゲ、IWC、フランク・ミュラーなどのブランドにはもれなく100万円以上の高級製品が用意されており、多くの愛好家も存在しています。

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