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スマートホームだと「お父さん今日のご飯何がいい?」とか聞かなくてもいいIoT(1/2 ページ)

三菱電機は研究成果披露会でスマートホームコンセプトを展示。センシング技術の活用により、「ココロとカラダ」の状態変化を家族で共有し、日々の生活のサポートとコミュニケーション機会の創出を実現するという。

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 三菱電機は2015年2月17日、東京都内で行った研究成果披露会において、同社のスマートホームコンセプトを展示した。センシング技術の活用により、「ココロとカラダ」の状態変化を家族で共有し、日々の生活のサポートとコミュニケーション機会の創出を実現するという。筆者が会場で体験してきたので、そのリポートをお届けする。


ドアノブが家族を健康診断

スマートホームコンセプトのドア(左)。カメラによる認証が完了すると、ドアノブが自動でせせり出てくる(右)

 展示された玄関のドアを見てみると、一見何の変哲もない。しかし、ドアに近づいてその住宅に住む家族であることが認証されると、ドアノブが自動でせせり出てくる。このドアノブにはセンシングシステムが搭載されており、体温や脈拍などの生体情報を取得して、家族全員の体調を管理できるというコンセプトだ。


玄関を入って右手の壁面には家族の健康状態やスケジュールが表示される

 ドアを開け玄関に入って右手の壁面を見ると、そこには「パパ」の文字とともに、帰宅予定時間とその日の体調が表示されていた。こうしてドアノブから取得した家族の健康情報や、各自のスケジュールを確認できるようにすることで、家族の生活をサポートするという。

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