インフィニティ化する「フーガ」、ミリ波レーダー自動ブレーキも搭載:車両デザイン(1/2 ページ)
日産自動車は、高級セダン「フーガ」の大幅改良を行った。「スカイライン」と同様に、米国市場向けの高級車ブランド「インフィニティ」のエンブレムを装着し、ミリ波レーダーを用いた自動ブレーキも採用している。
日産自動車は2015年2月13日、高級セダン「フーガ」の大幅改良を行い、同日から発売すると発表した。外観を一新するとともに、ミリ波レーダーを用いた自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」を採用。税込み価格は、排気量2.5l(リットル)エンジンを搭載するグレードが410万4000〜500万2560円、排気量3.7lエンジンを搭載するグレードで464万4000〜592万4880円、ハイブリッドモデルが513万9720〜674万5680円。
ヘッドランプとリヤコンビランプにシグネチャー
今回の大幅改良における最大の変更点は、エンブレムが、米国市場などで高級車ブランドとして展開している「Infiniti(インフィニティ)」のものになったことだ。既に、2014年2月に発売した「スカイライン」からインフィニティエンブレムを採用していたが、今回のフーガが第2弾となる(関連記事:新型「スカイライン」が示唆する日産の自動運転技術の実現性)。なお米国市場で、スカイラインは「インフィニティQ50」、フーガは「インフィニティQ70」として販売されている。
外観については、LEDランプを広く採用して、フロント/リヤの両面で一新した。ヘッドランプ、ポジショニングランプ、ターンランプ、フォグランプ、リヤコンビネーションランプをLED化。ヘッドランプとリヤコンビネーションランプに同様のシグネチャーを施して統一感を出している。フロントグリルには、ウェーブメッシュパターンを採用し、立体感とシャープさを際立たせたという。この他、ターンランプとフォグランプをクロームで縁取って組み込んだフロントバンパー、トランクリッド、リヤバンパーを新形状とした。
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