ニュース
スマホアプリも医療機器の認定が必要になる!?:医療機器 メルマガ 編集後記
医療機器の中に入っていたプログラムの機能をスマートフォンアプリで動かせば、それも医療機器という扱いに。
スマホアプリも医療機器の認定が必要になる!?
一口で医療機器と言っても、CTやMRI、超音波検査装置など医療現場でしか使わない医療装置もあれば、一般の消費者が健康管理のために利用するヘルスケア製品があります。
このうちヘルスケア製品については、スマートフォンとウェアラブル機器などのセンサーデバイスを連携させることでさまざまな進化を見せようとしています。
センサーデバイスはシンプルな構造で健康管理の数値を計測することだけに使い、計測結果の表示や管理、解析はスマートフォンアプリに担当させれば、クラウドなどとの連携により応用範囲は無限に広がる可能性があります。ヘルスケア製品にとどまらず、より医療現場に近い用途での活用も期待できます。
しかしこういった医療機器におけるスマホアプリの活用が制限される可能性が出てきました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ≫モノづくり編集のこぼれ話
- 日立ハイテク、スマートフォンを利用した携帯型脳活動計測技術の試作を開発
近赤外光で前額部の2点を計測するヘッドセットと、計測結果を表示するスマートフォンのアプリケーションで構成する、携帯型脳活動計測装置の試作機を開発。前額部の血流変化をリアルタイムに計測でき、時間・場所を選ばず脳活動を可視化できる。 - スマホが血中酸素濃度計に早変わり、途上国の医療発展を目指す
カナダの大学のスピンオフ企業が、スマートフォン/タブレット端末と光センサーを使って血中酸素濃度を測定できるシステムを開発した。専門的な医療機器レベルの診断が可能であるにもかかわらず、価格を40米ドル程度に抑える。 - 血圧や心電図を測れるスマホケース、まずはiPhone向けが登場
米国の新興企業が、スマートフォンケースにもなる、生体情報測定機器を発表した。動画を見る時のようにスマートフォンを横に持つだけで、血圧や体温の他、心電図まで測定することができる。