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スポーツカーのイメージを強化するレクサス、新型Fモデルは「GS」ベース:デトロイトモーターショー2015(2/2 ページ)
トヨタ自動車は、「北米国際自動車ショー2015」において、高級車ブランドLexus(レクサス)の新型スポーツセダン「GS F」の公開を発表。2014年10月発売の「RC F」に続くレクサスのスポーツカーイメージを象徴するFモデルの第2弾に。
駆動制御システムには「IS F」と同様に、走行状態に応じて後輪左右の駆動力を最適に電子制御する「TVD(Torque Vectoring Differential)」を採用した。コーナリング中の駆動力を適切に制御することで、理想的な車両挙動を実現できるという。TVDは、標準的なバランスを維持する「STANDARD」とステアリングの応答性を重視する「SLALOM」、高速サーキット走行時の安定性を重視する「CIRCUIT」の3つのモードへの切り替えが可能だ。
サスペンションはGS F専用に設計されており、「スポーツドライビング時の路面に吸い付くような高い操縦安定性と、一般道での快適な乗り心地を両立している」(トヨタ自動車)という。
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