ニュース
「転職して期待どおり」、年収800万円以上なら7割弱だが500万円未満は28%:キャリアニュース
エン・ジャパンが人材紹介会社集合サイト「エン転職コンサルタント」の利用者1677人を対象にした調査を発表。年収ごとの転職のきっかけや結果について伝えている。
30歳以上の転職者の58%が「転職後、期待していたことは満たされなかった」と答えている一方、年収800万円以上に限ってみると66%が「満たされた」と考えているようだ。逆に年収500万円未満の回答者に絞ると、「満たされた」との回答は28%にとどまっている。エン・ジャパンが2014年12月15日に発表した「転職理由・転職への期待」についてのアンケート調査で明らかになった。
同調査で転職経験者に「転職活動を始めたきっかけは何ですか?」と聞いたところ、年収800万円以上では、「キャリアアップのため」(53%)、「自身の能力を試したかったから」(42%)という前向きな回答が目立った。対して年収500万円未満では、「キャリアアップのため」(35%)と同率で「収入が少なかったから」(35%)が並んでいる。
また、年収500万円未満の27%が「労働条件が悪かった」という点を転職理由に挙げたが、年収800万円以上でその点を挙げたのはわずか13%にとどまっている。
関連記事
- 口コミ分析から分かった退職理由、“キャリア”関連の理由を挙げた人が約4割
- ミドル層の転職、失敗する最大の要因は応募先企業選定時に直面する仕事内容と希望とのギャップ
- 転職のきっかけ、製造業では「会社都合」や「会社の将来に不安」が多い傾向
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.