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転職のきっかけ、製造業では「会社都合」や「会社の将来に不安」が多い傾向:キャリアニュース
仕事内容に関する選択肢が「転職を考えるきっかけ」として挙げられやすい傾向があった半面、報酬・勤務時間に関する選択肢は全体と比べて選ばれにくかった。
転職したのは年収や待遇への不満からではなく、会社都合や先行き不安が理由――。人材紹介会社パソナキャリアが2013年8月に発表した「『転職のきっかけ』に関する調査結果」によって、製造業ではそのような理由から転職を検討・決意されていることが明らかになった。
製造業で働く転職希望者に限ってみると、「転職を考えるきっかけ」を尋ねた設問(複数回答可)では、「会社都合」「会社の将来に不安を感じたから」といった選択肢が全体平均よりも選ばれた割合が高かった。また「やりたい仕事が別にあったから」「部署異動・転勤があったから」といった仕事内容に関する選択肢が「転職を考えるきっかけ」として挙げられやすい傾向があった半面、「年収・待遇面を向上させたかったから」「残業時間が多いから」「評価への不満を感じたから」といった報酬・勤務時間に関する選択肢は全体と比べて選ばれにくかった。
同じ選択肢の中から「転職を決意するきっかけ」を単一回答で尋ねた設問でも同様の傾向が見受けられ、「転職を考えるきっかけ」よりも顕著に全体の回答との差が表れている。
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