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プロダクトアウト型製品の「N-BOX SLASH」、競合は存在せず車両デザイン(1/3 ページ)

ホンダは同社の軽自動車「Nシリーズ」第5弾となる新型車「N-BOX SLASH」を発表。スズキが2014年1月に発売したSUVタイプの軽自動車「ハスラー」と市場が重なるイメージもあるが、ホンダは「プロダクトアウト型の製品で、競合車はない」説明する。では、N-BOX SLASHはどういった開発背景を持つ車両なのか。

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 ホンダは2014年12月22日、軽自動車「Nシリーズ」の第5弾となる「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」を発売した(関連記事:5つの世界観を表現した「N-BOX SLASH」、全高1670mmのクーペスタイルに)。BOXスタイルでありながらクーペのように見える外観が印象的な同車両だが、スズキが2014年1月に発売したSUVタイプの軽自動車「ハスラー」と市場が重なるイメージもある。

 しかし、ホンダが同日に東京都内で開いた発表会で、同社の説明員は異口同音に「競合車はない」と話していた。それでは、N-BOX SLASHはどういった開発背景を持つ車両なのだろうか。


「N-BOX SLASHは提案型のモデル」


「N-BOX SLASH」の「カリフォルニア ダイナー スタイル」の外観(クリックで拡大)
正面(左)、側面(中央)、斜め後方(右)から見た「N-BOX SLASH」の「カリフォルニア ダイナー スタイル」(クリックで拡大)

本田技術研究所 四輪R&Dセンター 主任研究員の浅木泰昭氏(左)とホンダ 専務執行役員 日本本部長の峯川尚氏(右)

 会見に登壇した、N-BOX SLASHの開発責任者を務める本田技術研究所 四輪R&Dセンター 主任研究員の浅木泰昭氏は「Nシリーズの第5弾を開発するにあたり、これまで発表したシリーズにはない、新しい価値を提供したいと考え生み出したのがN-BOX SLASH」と語る。また、ホンダ 専務執行役員 日本本部長の峯川尚氏は「N-BOX SLASHは、完全にプロダクトアウトな提案型のモデル。ホンダとしてもユーザーにどう受け入れられるのかは未知数」と説明する。

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