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燃費37.0km/l達成の新型「アルト」、車重も650kgで最軽量に:エコカー技術(1/2 ページ)
スズキは、軽自動車「アルト」をフルモデルチェンジした。新プラットフォームの採用による60kgの軽量化などで37.0km/l(リットル)のJC08モード燃費を達成した(2WD/CVT搭載モデル)。これは、ハイブリッド車「アクア」と同じで、電気自動車やプラグインハイブリッド車を除いた乗用車で国内最高燃費となる。
スズキは2014年12月22日、軽自動車「アルト」をフルモデルチェンジした。新プラットフォームの採用による60kgの軽量化、減速エネルギー回生システム「エネチャージ」や「新アイドリングストップシステム」などの搭載、エンジンの大幅な改良やトランスミッションの高効率化、走行抵抗の低減などを図りJC08モード燃費で37.0km/l(リットル)を達成した(2WD/CVT搭載モデル)。これは、ハイブリッド車「アクア」が2013年11月に達成した、電気自動車やプラグインハイブリッド車を除いた乗用車の国内最高燃費と同じだ。価格は、84万7800〜122万9040円。月間販売目標台数は7000台。
8代目となる新型アルトは、燃費の向上に加え、ヘッドランプの形状の変更によりフロントフェイスを一新するなどデザイン面でも大幅な改良が施された。外形寸法についても、全長が3395mm、全幅が1475mmというのは他の軽自動車と変わらないものの、全高を従来より50mm以上低い1475mmに抑えた。これは、全高を低くすることによる、フロントからリヤまでの流れるようなルーフラインを実現するためだ。
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