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東洋ビジネスエンジニアリングが、野村総研、図研と資本業務提携:製造マネジメントニュース
東洋ビジネスエンジニアリングは、野村総研および図研と資本業務提携を行うことを発表した。
東洋ビジネスエンジニアリング(以下、B-EN-G)は2014年12月19日、図研と野村総合研究所(以下、NRI)と資本業務提携を行ったことを発表した。B-EN-Gの親会社である東洋エンジニアリングの保有するB-EN-Gの株式111万6000株分をNRIと図研に譲渡する。
NRIとの提携については、ERP(統合基幹業務システム)事業の強化のためだという。経営面からのコンサルティングやシステム開発・運用までの幅広いカバー範囲を持つNRIの強みと、製造業向けの生産管理システムの構築で豊富な実績を持つB-EN-Gの強みを組み合わせることで、さらに提案活動の幅を広げ、事業拡大を目指す狙いだとしている。
一方、図研との提携については、製造業の製品を軸とした設計から生産までの流れを包括的にカバーする狙いだ。製造業向けの設計・製造支援(CAD/CAM)および製品情報の管理に関するソリューションの提供を行う図研とB-EN-Gの強みを組み合わせることで、製品設計から生産、販売、原価管理に至る製造業向けシステム分野において、より価値の高いITソリューションとサービスの提供を行う。同提携については、新たに合弁会社の設立を計画しているという。
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