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日本電産が車載用ポンプ大手のドイツGPMを買収製造マネジメントニュース

日本電産は、車載用ポンプ大手のドイツGPMを買収することを発表した。

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 日本電産は2014年12月12日、子会社のNIDEC MOTORS & ACTUATORS (GERMANY)(以下、NMA)を通じて、Geräte- und Pumpenbau(以下、GPM)の持分100%をGPMの創業家から買収することを発表した。

 GPMは、欧州市場では高いシェアを持つ車載用ポンプメーカー。ウォーターポンプやオイルポンプ、モジュールポンプの開発・製造・販売などを行っている。設立は1939年で従業員数は1047人(2013年12月31日現在)、売上高は2億6590万ユーロ(約400億円、2013年12月期)となっている。

 世界的なCO2規制強化の動きの中、機械的可変式ウォーターポンプや、モータを動力とする電動ウォーターポンプ(EWP)や電動オイルポンプ(EOP)の需要増が見込まれている。今回の買収により新たに日本電産のモーターとGPMのポンプを組み合わせることで、電動ポンプ市場での存在感拡大を狙うとしている。

 日本電産グループでは、2006年12月にフランスValeoのMotors&Actuators事業(現 日本電産モーターズ アンド アクチュエーターズ)を買収して以来、中国の江蘇凱宇汽車電器(現 日本電産凱宇汽車電器(江蘇))への資本参加、三菱マテリアルシーエムアイ(現 日本電産サンキョーシーエムアイ)の買収、ホンダエレシス(現 日本電産エレシス)の買収(関連記事:日本電産が目指す下剋上、ホンダ子会社買収で車載システムメガサプライヤへ)など、車載事業強化に向け、M&Aを積極展開している。

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