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IoT時代にメーカーが考えるべき3つの選択肢PTC Live Tech Forum 東京 2014(3/3 ページ)

PTCはユーザーイベント「PTC Live Tech Forum 東京 2014」を開催。基調講演には米PTC IoT,SLM製品部門エグゼクティブバイスプレジデント ロブ・グリムリー氏が登壇し、IoT(モノのインターネット)によって変わる製造業の姿と同社の戦略について語った。

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PTCはIoTで何を狙うのか

 それでは、スマートコネクテッドプロダクトにより製品開発が変わる中、PTCはどのようなことを目指しているのだろうか。PTCでは従来メカCADを基軸とし、物理的な設計部分を中心に支援するソフトウェアを基軸としてきた。これらに加え、電気部分やソフトウェアなどの設計・開発を支援するソフトを追加。製品が企画され、設計され、製品の形を作り、それが大量生産され、アフターサービスを行うという部分までのライフサイクルをカバーしてきた。

 しかし、IoTを組み込むことで「顧客の手に渡り、どのような環境でどのように利用されているかという情報を取得できるようになった。完全な製品のライフサイクルを全てカバーできるようになり、本当の意味でのクローズループライフサイクルマネジメントを完成させることができるようになる」とグレムリー氏は述べている。

photophoto PTCの描くクローズドループライフサイクルマネジメントの概要(左)とそれを構成する要素(右)。オレンジの部分が顧客が使用している部分(出典:PTC)(クリックで拡大)

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