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ニフティ、月額680円からの「ゆるめ」な見守りサービス:組み込み開発ニュース
ニフティは対象宅の温度と湿度だけをチェックする、「ゆるやかな見守り」サービスを提供開始した。
ニフティは2014年12月4日、室内環境見守りサービス「おへやプラス」を同日より提供開始すると発表した。料金は月額980円(税別)で、VPNサービス「スマートサーブ」加入者ならば月額680円(同)となる。初期費用は5000円(同)。サービス開始を記念し、2015年1月31日まで初期費用と3カ月分の月額費用を無料とするキャンペーンを実施する。
本サービスはVPN「スマートサーブ」に、ネットワーク対応機器の開発販売を手掛けるグラモが提供する赤外線学習リモコンを組み合わせたもので、手元のスマートフォンから、対象宅の温度と湿度をチェックできる。チェックできるのは温度と湿度だけなので、家族間でもプライバシーに配慮しながらの「ゆるやかな見守り」(同社)が行える。今後はスマートフォンからの空調操作機能も提供する予定だ、
単純にチェックするだけではなく、あらかじめ定めた温度/湿度になった際、スマートフォンへプッシュ送信を行う機能も用意されており、熱中症や季節性インフルエンザに注意すべき温度・湿度になった場合にも同様にアラートを送ることができる。また、スマートフォンのアプリからは温度湿度のほか、設定地の天気も確認できる。
同社では今後、複数家庭の環境を集中管理する機能も用意する予定としており、個人向けだけではなく、訪問介護事業などへの導入も狙う。
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