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NECプラットフォームズ、アプリ組み込みや各種センサー対応のIoTゲートウェイ:組み込み開発ニュース
NECプラットフォームズはさまざまなアプリケーションとセンサーの接続が可能なIoT(Internet of Things)ゲートウェイプラットフォームを販売開始した。
NECプラットフォームズは2014年11月17日、さまざまなアプリケーションとセンサーの接続が可能なIoT(Internet of Things)ゲートウェイプラットフォームを同日より販売開始したと発表した。出荷開始は2015年2月下旬を予定しており、LinuxベースのSDKと開発用ボードをセットした開発キットも別売にて用意する。
同プラットフォームはゲートウェイ「RG-G200L」を中核とするもので、RG-G200LはCPUにARM Cortex-A9(900MHz)、512Mバイトのメインメモリ、2Gバイトのフラッシュストレージ、有線および無線のネットワークインタフェース、2基のUSBポートなどを備えており、加えて、24時間稼働にも適した省電力性を備える。
多種多彩なインタフェースを備え24時間駆動に対応することから、同社ではHEMS/MEMS用コントローラーやホームICT用ゲートウェイ、農業ICT用環境センサーゲートウェイ、見守りシステムなどでの利用に適するとしている。
開発キット「RG-DK200B」はLinuxベースのSDKを備えており、既存のLinuxアプリケーション資産を活用した開発が可能。Java/OSGiフレームワークを活用し、Javaによるアプリケーションを開発することも可能だ。価格は15万円(税別)。
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