ニュース
アスク、NVIDIA「Tegra K1」搭載の組み込みPC:組み込み開発ニュース
アスクがNVIDIA「Tegra K1」搭載の組み込み向けPC「N258N1-F」を、2014年12月中旬よりサンプル出荷する。
アスクは2014年12月3日、NVIDIA「Tegra K1」搭載のPC Partner製組み込み向けPC「N258N1-F」を同年12月中旬よりサンプル出荷すると発表した。
本製品は127(幅)×127(高さ)×45(奥行き)mmのファンレスボディに、NVIDIAのSoC「Tegra K1」を搭載。2Gバイトのメインメモリと16Gバイトのストレージ(eMMC)も搭載しており、OSとしてはLinux for Tegraをサポートする。
筐体リアパネルにはHDMI、ギガビットイーサネット、USB 3.0などを備え、フロントパネルにはSDカードリーダー、USB 2.0、シリアルポートなどの各種インタフェースを搭載する。背面パネルにはアンテナ用ポートを用意するが、無線LANなどワイヤレス機能についてはオプション提供となる。
オプションとしては無線LANなどの他、各種カスタマイズやボードのみ(ケースレス)での提供にも対応する。
どうする? Windows XP移行問題:工場運営を支える「産業用パソコン」コーナーへ
製造現場は、かつてのようなクローズドなものから、標準かつオープンな環境へとシフトし、製造現場全体を最適化するための新たな仕組み作りが求められている。その中で重要な要素を担うのが産業用パソコンだ。「産業用パソコン」コーナーでは、Windows XP移行問題を含む「産業用パソコン」関連の最新情報をお伝えしています。併せてご覧ください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Maker Faire Tokyo 2014:GEとNVIDIAが共同開発した走行ロボット「TURBO」
NVIDIAは、「Maker Faire Tokyo 2014」(2014年11月23〜24日、東京ビッグサイト)において、General Electricと共同開発した走行ロボット「TURBO」を展示。TURBOには、NVIDIAの最新SoC「Tegra K1」を搭載する開発ボード「Jetson TK1」が用いられている。 - “世界初”をうたう組み込み用スーパーコンピュータ「NVIDIA Jetson TK1」とは?
NVIDIAはGPUコンピューティングイベント「GTC Japan 2014」に併せて記者会見を開き、同社が「モバイルスーパーコンピュータ」と呼ぶ「NVIDIA Jetson TK1」についての説明を行った。これは同社のモバイルプロセッサ「Tegra K1」をベースとする組み込み開発キットで、国内では2万4000円(税別)で販売されている。