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三菱電機、上下左右170°の超広視野角カラーTFT液晶モジュールを発表FAニュース

上下左右170°の超広視野角を確保し、設置場所の多様化に対応した。高解像度、高輝度、高コントラスト比で、医療機器や工作機械用表示器など、幅広い用途に対応できる。

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 三菱電機は2014年11月11日、カラーTFT液晶モジュール「DIAFINE(ダイアファイン)」の産業用新製品として、超広視野角の「12.1型WXGA」「15.0型SXGA+」の2機種を発表した。同年12月1日から順次発売開始する。

 新たに発表されたTFT液晶モジュールは、上下左右170°の超広視野角を確保したことで、設置場所の多様化に対応した。解像度はWXGAが1280(H)×800(V)、SXGA+が1400(H)×1050(V)と高解像度で、さらに高輝度(500・1000cd/m2)、高コントラスト比(1000:1)となっている。明るい場所でも視認でき、医療機器や工作機械用表示器など、幅広い用途に対応できるとしている。

 動作保証温度範囲は−30℃から+80℃と広く、屋外など厳しい温度環境でも使用できる。バックライトに白色LEDを採用したことで、25℃の常温では標準10万時間の長寿命を実現した。さらに、LEDドライバー回路の内蔵(AA121TH01/AA150PD03のみ)により、最終製品のコスト削減と小型化にも貢献できるという。

 WXGA、SXGA+とも、輝度500と1000cd/m2の各2種類を備え、サンプル価格は9万〜12万円(税抜き)。

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