「V-Sido CONNECT」がインテルEdison対応、MFT2014で実機を紹介:ロボット開発ニュース
ロボット制御用OS「V-Sido OS」を実装した基板「V-Sido CONNECT」が、インテル「Edison」に対応。アスラテックは「Maker Faire Tokyo 2014」のインテルブースにて、V-Sido CONNECTとEdisonを使ったロボットを紹介する。
アスラテックは2014年11月23〜24日に行われる「Maker Faire Tokyo 2014」のインテルブースにて、ロボット制御用OS「V-Sido OS」を実装した基板「V-Sido CONNECT」とインテル「Edison」を使ったロボットを紹介する。
V-Sido CONNECTは32ビットのARMコアCPUを搭載し、サーボモーターやセンサーなどを接続できるロボット制御用ボード。インタフェースについてはRS-485、RS-232C、I2Cといった標準規格に対応し、市販の通信モジュールやセンサー基板などを接続できる(関連記事:ホビーロボから巨大ロボまで――ロボットの簡単制御を実現する「V-Sido CONNECT」)。
ボードはロボット制御用OS「V-Sido OS」とほぼ同等の機能を備えており、ロボットを動かす部分についてはV-Sido CONNECTが面倒を見てくれるので、ユーザーはEdisonなどを用意してアプリケーション部分を用意すればいい。2014年内の販売開始が予定されており、価格は1万円以内となる見込みだ。
Maker Faire Tokyo 2014のインテルブースでは、V-Sido CONNECTとEdisonを組み合わせたロボットの動作を映像で紹介する他、実物の基板やパネルを用いて接続構成例を解説する予定だ。Maker Faire Tokyo 2014の開催日は2014年11月23〜24日、開催時間は23日が12〜19時、24日が10〜18時。入場料は大人1500円/18歳以下700円(前売りは1000円/500円)だ。
ロボット開発の最前線
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水道橋重工が手掛ける搭乗型巨大ロボット「クラタス」の制御ソフトウェアに採用され、大きな話題となった「V-Sido(ブシドー)」。開発者の吉崎航氏は、さらなる使い勝手を追求し、間もなく、シリアルサーボモーターをつなぐだけで簡単にロボットが作れるハードウェア基板「V-Sido CONNECT」を世に送り出そうとしている。
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