独コンチネンタルタイヤがJDAの製造計画ソリューションを採用:製造IT導入事例
タイヤメーカーの独コンチネンタルタイヤはあ、グローバルサプライチェーンのオペレーション変革のため、「JDA Manufacturing Planning(製造計画)ソリューション」を採用した。
JDAグループインクは2014年10月31日、独コンチネンタルタイヤがグローバルサプライチェーンのオペレーション変革のため、「JDA Manufacturing Planning(製造計画)ソリューション」を採用したと発表した。
コンチネンタルタイヤは、タイヤ事業部を世界42カ国73拠点に展開する世界有数のタイヤメーカー。これまでさまざまなタイヤを生産・提供してきたが、今後のビジネス成長のためには、多様な顧客の需要パターンを理解し、効率よく対応することが重要な要素になるという。
今回コンチネンタルタイヤでは、JDAのサプライチェーン計画ソリューションを足掛かりに、グローバルソリューションの土台を構築する予定。JDA Platformを共通基盤とする統合ソリューションは、SAP ERPとの統合促進にも重要な役割を果たすという
また、セグメント化したサプライチェーンアプローチを採用することで、多様な顧客セグメントへ差別化したサービスが提供可能となる。その結果、収益性が高い方法で注文に対応しながら、顧客の多様な需要を満たすことができる。さらに、現在の需給変動から生じる課題に迅速に対応可能な、生産から流通までを網羅するサプライチェーンも構築できる。
JDAでは今回の採用を受けて、「メーカーは顧客セグメントに対して差別化した有益なサービスを提供するため、エンドツーエンドのサプライチェーンを効果的に分析し、計画を立て、モニタリングするためのツールが必要。サプライチェーンのパフォーマンスを向上させることがコンチネンタルタイヤのビジネス成功には不可欠」とコメントした。
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