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電動自転車「PAS」がバッテリー1個分軽くなる、次世代駆動ユニットで進化約20年の歴史も振り返る(1/5 ページ)

ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車向けの次世代ドライブユニットを開発した。現行のドライブユニットと比べて、容積を約16%、重量を約20%低減する一方で最大トルクなどの性能を維持することに成功。2014年12月から順次投入するPASの2015年モデルに、このドライブユニットを搭載する方針である。

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次世代ドライブユニットとヤマハ発動機社長の柳弘之氏

 ヤマハ発動機は2014年11月13日、東京都内で会見を開き、電動アシスト自転車向けの次世代ドライブユニットを開発したと発表した。2011年から販売している同社の電動アシスト自転車「PAS」などに搭載している現行のドライブユニットと比べて、容積を約16%、重量を約20%低減する一方で最大トルクなどの性能を維持することに成功した。またレアアースといった原材料の使用量を削減し、環境性能も高めたとしている。このドライブユニットを搭載したPASの2015年モデルを、2014年12月から順次投入する方針である。

 同社社長の柳弘之氏は会見で、「二輪車向けの次世代エンジンでは、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化する『BLUE CORE』思想のもとで開発している。今回発表する次世代ドライブユニットも、BLUE CORE思想と同様に、軽量・コンパクト・高性能と高い環境性能の両立を目指す『GREEN CORE』思想のもとで開発進めた」と語る。

次世代ドライブユニットとヤマハ発動機社長の柳弘之氏(中央)、同社事業開発本部 SPV事業部 事業部長の森本実氏(左)、SPV事業部 第1開発部長の村田和弘氏(右)
次世代ドライブユニットとヤマハ発動機社長の柳弘之氏(中央)、同社事業開発本部 SPV事業部 事業部長の森本実氏(左)、SPV事業部 第1開発部長の村田和弘氏(右)(クリックで拡大)

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