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ダイハツの新型車「ウェイク」は新市場を切り開けるか「ハスラー」とは競合しない?(1/2 ページ)

ダイハツ工業は、車両全高が1800mmを超える新型軽自動車「ウェイク」を発表した。いわゆるスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車を上回る全高を実現しており、「視界の良さ」と「荷室の広さ」を特徴としている。

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ダイハツ工業の新型軽自動車「ウェイク」

 ダイハツ工業は2014年11月10日、東京都内で会見を開き、車両全高が1800mmを超える新型軽自動車「ウェイク」を発表した。ウェイクは、「東京モーターショー2013」に公開したコンセプトカー「DECA DECA」をベースに開発した車両で、いわゆるスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車を上回る全高を実現しており、「視界の良さ」と「荷室の広さ」を特徴としている。

 自然吸気エンジンを搭載する「Dグレード」と「Lグレード」、ターボエンジンを搭載する「Xグレード」と「Gグレード」の4グレードで展開する。Dグレードは2WDだけだが、他の3グレードは2WDと4WDの両方をそろえる。各グレードは、運転支援システム「スマートアシスト」を搭載する“SA”グレードも用意されている。税込み価格は、最も安価なDグレードが135万円、Lグレードの2WDモデルが152万2800円、同4WDモデルが164万7000円、Xグレードの2WDモデルが162万円、同4WDモデルが174万4200円、Gグレードの2WDモデルが170万6400円、同4WDモデルが183万600円。“SA”グレードにする場合には、4万3200円が追加される。月間販売目標台数は5000台。

新型軽自動車「ウェイク」の外観(クリックで拡大)
新型軽自動車「ウェイク」の内装(クリックで拡大)
スノーレジャーを想定した「ウェイク」とダイハツ工業の三井正則氏(左)
スノーレジャーを想定した「ウェイク」とダイハツ工業の三井正則氏(左)。三井氏の隣にいるのはスノーレジャー用途で共同開発した専門家(クリックで拡大)

 ダイハツ工業社長の三井正則氏は、「ウェイクの荷室の広さを活用すべく、日常用途だけでなくレジャー用途まで幅広く使えるようにするための開発を進めてきた。特にキャンプや釣りなどの6分野の専門家との共同開発により、レジャー用途での使い勝手を大幅に高めることができた。顧客のワクワクを呼び覚ますウェイクにより、『ミラ イース』、『ムーヴ』、『タント』の主力3車種に加わる新市場を切り開いていきたい」と意気込む。

 外形寸法は全長3395×全幅1475×全高1835mm。軽自動車規格に収めながら、同社のスーパーハイトワゴンタイプ軽自動車であるタントと比べて85mmも全高が高くなっている。ホイールベースは2455mmで、車両重量は最も装備が少ないDグレードで990kgである。

 この全高を生かしたのが、同社が「ウルトラスペース」と呼ぶ、軽自動車で最大の室内空間である。室内長2215×室内幅1345×室内高1455mmで、室内長と室内高は軽自動車でトップ。また荷室についても、荷室長420(シートスライド量により±120)×荷室幅875×荷室高1140mmとなり、高さ方向を生かして積載量を増やせる。さらに、容積が90l(リットル)のラゲージアンダートランク(2WDモデルの場合)と上下2段式デッキボード、オプションのラゲージボードを使うと、荷室内の高さ方向を複数段に分けられるので、より効率よく荷物を積めるようになる。

「ウェイク」の広い室内空間(左)と荷室(クリックで拡大) 出典:ダイハツ工業

 JC08モード燃費は自然吸気エンジンの2WDモデルが25.4km/lで、エコカー減税の免税対象となっている。ただしターボエンジンモデルの2WDモデルは23.8km/lとなり、エコカー減税では自動車取得税が80%軽減される“減税”対象にとどまっている。

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