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旭化成グループ会社のZOLL、呼吸管理機器メーカーのImpactを買収医療機器ニュース

搬送用人工呼吸器のサプライヤーであるImpactの買収により、ZOLLの心機能を中心とした救命医療機器に呼吸器系の製品群が補完された。

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 旭化成は2014年10月29日、米国にグループ会社を置くZOLL Medical Corporation(以下、ZOLL)が、呼吸管理機器メーカーのImpact Instrumentation(以下、Impact)の全資産を買収することで合意し、10月27日(米国時間)に資産売買契約を締結したと発表した。

 Impactは、1977年に設立された搬送用人工呼吸器のサプライヤー。これまで35年以上にわたり、ポータブル自動救急人工呼吸器や吸引器などの設計製造を手掛けてきた。同社の製品は、軍関連の船内、ヘリコプターなどの機内、医療機関での医療行為yや搬送時などに使用されている。

 今回の買収は、ZOLLの心機能を中心とした救命医療機器に呼吸器系の製品群を補完するもの。Impactの製品が加わったことで、ZOLLは救命処置の必要な患者に対し、血液循環や心拍、呼吸を最適化するソリューションの提供が可能だという。

 今後ZOLLでは、製品の多様性と高い信頼性を生かし、蘇生・救命救急医療の技術向上を図るとしている。

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