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ウインドリバーが「Wind River Linux」最新版発表、バイナリコードも提供:組み込み開発ニュース
Wind River(ウインドリバー)は2014年10月13日(現地時間)、組み込み機器向けLinux「Wind River Linux」の最新版を発表した。「Yocto Project 1.7」をコアとした他、バイナリコードの提供も行われる。
Wind River(ウインドリバー)は2014年10月13日(現地時間)、組み込み機器向けLinux「Wind River Linux」の最新版を発表した。ソースコードに加えてバイナリコードでも提供されるようになった他、近日のリリースが予定されている「Yocto Project 1.7」がコアに採用されており、カーネルおよびツールなども更新されている。
最新版ではバイナリコードの提供が行われることによって開発速度の向上を図れる他、「Yocto Project 1.7」のサポート、Toaster、Eclipseといった他のオープンソースプロジェクトとの相互運用性、メンテナンスに必要な長期の商用サポートなども用意されており、脆弱性についても継続的な評価と修復サポートが提供される。
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