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3Dモデル化や試作・量産を支援する「トータル・3Dプロトタイピング」:3Dプリンタニュース
メイカーズファクトリーは、手書きのイラストや図面などを基に、3D CADデータ化や3Dプリンタを利用した試作・量産を支援するサービス「トータル・3Dプロトタイピング」の提供開始を発表した。
メイカーズファクトリーは2014年9月10日、手書きのイラストや図面などを基に、3D CADデータ化や3Dプリンタを利用した試作・量産を行うサービス「トータル・3Dプロトタイピング」の提供開始を発表した。
ユーザーが用意した2D図面(DXF)や手書きのイメージスケッチ、Adobe Illustratorのデータなどを基に、3D CADデータを作成。DXFデータであれば細かい寸法の記入がなくても、DXFデータの寸法を測定して3D CADデータを作ることができるという。また、3D CADデータの修正やデータ変換によるエラーの修正にも応じる。なお、依頼に際しては、専用フォームより事前に見積もりをとる必要がある(見積もりは無料)。
3次元CADデータの作成の他、3Dプリンタを使った製品試作にも対応する。ローエンドの3Dプリンタやハイエンドの3Dプリンタ(光造形方式)を備え、試作レベルに応じて選択できる。また、手作り試作・注型を使用した試作なども可能だという。
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