ニュース
村田製作所がIoT機器向けの無線LAN Smartモジュール、mbed向けライブラリも提供:組み込み開発ニュース
村田製作所は2014年9月10日、IoT機器の開発期間短縮やプロトタイピングに適した無線LAN Smartモジュール「LBWB1ZZYDZ-740」を同年9月下旬より販売開始すると発表した。あわせてmbedライブラリ「SNIC Interface」も公開する。
村田製作所は2014年9月10日、IoT機器の開発期間短縮やプロトタイピングに適した無線LAN Smartモジュール「LBWB1ZZYDZ-740」を同年9月下旬より販売開始すると発表した。あわせてmbedライブラリ「SNIC Interface」も公開する。
LBWB1ZZYDZ-740は33(幅)×18(高さ)×2.5(奥行き)mmと小型で、無線LAN用ICとしてBroadcom製の「BCM43362」を採用。TCP/IPなどのプロトコルスタックを全て内蔵し、UART接続に対応するため、ホームアプライアンスやセンサーネットワークなどさまざまな機器に容易に無線LAN機能を搭載することが可能となる。
モジュールはスイッチサイエンスにて販売され、ライブラリはmbed.orgにて公開される予定となっている。
関連記事
- 組み込みニュース:ルネサス、Cortex-A9採用ボードでmbedプロジェクトに参加
ルネサスがARM mbedプロジェクトに参加する。ARM Cortex-A9をCPUコアとするRZ/A1グループを搭載した対応ボードを用意し、2014年末より販売を開始する予定だ。 - 電子ブックレット(組み込み開発):マイコン評価ボード「mbed」、高速プロトタイピングがなぜ可能なのか
評価ボードにはプロトタイピングという用途がある。開発者が考えている機器を手早く試作するという用途だ。しかし、評価ボードの使い始めには面倒な作業が付きまとう。これではとても「手早く」作るとはいかない。そこで、アームが開発したのが「mbed」だ。mbedは手早いプロトタイピングを可能にする評価ボードである。価格は6000円前後。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.