ニュース
コグネックス、毎秒200回の画像取り込みが可能な超高速用画像処理システム発表:FAニュース
「In-sight Micro」シリーズの最高速モデルで、毎秒200回の高性能画像取り込み機能と、パルス幅わずか1ミリ秒の超高速出力機能を搭載している。
コグネックスは2014年7月30日、画像処理システムの新商品「In-sight Micro 1500」を発表した。同社の「In-sight Micro」シリーズの最高速モデルとなっている。
In-sight Microシリーズは、30mm×30mm×60mmのカメラ筐体にプロセッサーを内蔵したコンパクトな画像処理システム。ロボットハンドの先端や製造装置のわずかなすき間に取り付けることができ、食品、一般消費財、医療機器、電子部品、自動車などの生産現場で活用できる。
新モデルのIn-sight Micro 1500は、生産装置の高速化に伴って需要が高まっている超高速専用の画像処理システムとなっている。毎秒200回の高性能画像取り込み機能とパルス幅わずか1ミリ秒の超高速出力機能を搭載し、検査結果を検査時間内で正確に出力できる高速応答性を可能とした。
シリーズの特長に加え、画像処理と超高速応答性を高めたことで、特に高速応答が求められるパッケージング、テーピングマシン、コンベアトラッキングなどのアプリケーションにも対応が可能となった。
FAメルマガ 登録募集中!
MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- コグネックス、部品検査用カラービジョンセンサーの最新製品を発売
検査する色を選択するだけで、指定した色を判別し、部品検査が可能。輪郭だけでなく、製品の特徴を判断して検出できる。部品や特徴を毎分800個まで検出する。 - 画像処理とは?
製造現場における画像処理技術とは何か? その特徴や導入時のポイントなどをきちんと理解し、生産性向上に役立てていきましょう。連載第1回のテーマは「画像処理とは?」です。画像処理を製造現場で用いることのメリットを学びましょう。 - コグネックス、三菱電機FA製品と連携する高精度OCR付き工業用カメラを発表
コグネックスは、三菱電機製シーケンサに対応した工業用カメラおよび画像認識ソフトウェアの新製品を発表した。海外も視野に、三菱電機と共同でFAソリューション販売を展開する。