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新型「コペン」と新潟県三条市がタッグ、CFRP製外板パーツを開発へ:専用トレーラーも?
ダイハツ工業は、軽オープンスポーツカー「コペン」の樹脂外板パーツなどの開発で、新潟県三条市と連携する。
ダイハツ工業は、軽オープンスポーツカー「コペン」の樹脂外板パーツなどの開発で、新潟県三条市と連携することをコペンのFacebookページで明らかにした。コペンが掲げる地域密着活動「LOVE LOCAL by COPEN」に基づき、チーム「LOVE SANJO」として活動を展開する。
コペンは、スマートフォンカバーのように車両の樹脂外板を着せ替えることで、購入後のデザイン変更が可能になる「DRESS-FORMATION」を特徴としている。ダイハツ工業は、自社だけでなく、アフターパーツメーカーなどの外部企業にも、樹脂外板の開発参加を広く呼び掛けている。
三条市は、包丁や工具などの金属加工を中心とした部品加工業が盛んだ。チームLOVE SANJOの活動には、三条市の他、三条商工業会議所、三条工業会が参加する。開発するコペンの樹脂外板パーツは、炭素繊維強化樹脂(CFRP)製となる予定だ。この他、三条市発のキャンプ道具やレジャー用具などを搭載できるような、コペン専用のトレーラーの開発も想定しているという。
「ITmedia Virtual Expo 2014 秋」で新型「コペン」のチーフエンジニア・藤下氏が講演
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