「コペン」と「ミラ ココア」が示すダイハツの変化
ダイハツ工業は8月27日、「ミラ ココア」をマイナーチェンジしました。今回のマイナーチェンジでは、外装デザインやボディカラー、内装色の組み合わせにより、「軽自動車で最多」(同社)となる160通りのバリエーションを設定。加えて、21パターンの地域限定特別仕様車も用意しています。
この豊富なバリエーションは、現行ユーザーの90%が女性というミラ ココアの特性に合わせたものです。ミラ ココアの開発に携わった、同社の女性社員から成る「ココかわプロジェクト」のメンバーによれば、「『選ぶ楽しさ』を感じてもらえるようにした」とのことです。
豊富なバリエーションや「選ぶ楽しさ」と同様のアプローチを取っているダイハツ工業の新型車がもう1つあります。2014年6月に発表した、軽オープンスポーツカーの「コペン」です。コペンは、スマートフォンケースのように樹脂外板の着せ替えが可能であり、「自分だけのコペン」を実現できることを特徴としています。
国内でしか販売できない軽自動車ですが、市場拡大によってニーズは多様化しています。コペンやミラ ココアは、そういった多種多様な顧客のニーズを受け止められるようなクルマになっているのです。
もう1つ、コペンとミラ ココアに共通する特徴があります。
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