ランサーズが九州地域に特化した人材サービスを開始、西日本新聞社と提携:ベンチャーニュース
クラウドソーシングサービスを提供するランサーズは、西日本新聞社と提携して九州地域に特化したクラウドソーシングサービス「九州お仕事モール」を開始すると発表。西日本新聞社の媒体による情報発信力と地域ネットワークに、ランサーズのクラウドソーシング基盤を組み合わせ、九州で活動を行う企業とフリーランス人材のマッチングを推進する。
クラウドソーシングサービスを提供するランサーズは2014年8月22日、西日本新聞社と提携して九州地域に特化したクラウドソーシングサービス「九州お仕事モール」を同日より開始すると発表した。「九州・福岡に新しい仕事、生活価値を創出し、もっと豊かで、元気な街に!」を事業理念とし、九州で活動を行う企業とフリーランス人材のマッチングを推進する。
九州お仕事モールは、九州の企業や個人に新たな出会いを提供し、オンライン上から業務の発注と受注が行える地域クラウドソーシングサービス。ランサーズのクラウドソーシング基盤と、西日本新聞社が発行・運営を行うさまざまな媒体による情報発信力や、地域ネットワークを組み合わせた。
九州で活動を行う企業は、同サービスを利用して人材を流動的に活用することで、効率的な経営を行えるという。また、九州に住むフリーランスの人材は、場所にとらわれずに新たな仕事をすることが可能になるとしている。
今後ランサーズは、オンライン上での「企業から個人」への業務の委託という形式に加え、将来的に九州お仕事モールが、企業が必要としている最適な人材のディレクションを行うことも検討しているという。これにより、個人への業務の発注が難しい企業や、オンラインでの業務委託に抵抗がある企業に対してもクラウドソーシングサービスの活用を推進する狙いだ。また、オンライン上だけでなく地元企業と個人の対面によるマッチングサービスも提供するとしている。
また、九州お仕事モールの開始を記念して、九州にゆかりのあるフリーランサーを対象とした「九州お仕事モール ロゴデザインコンテスト」も実施する。
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