ランドローバーとヴァージン宇宙旅行の提携が進展、新型SUVの内装を公開:車両デザイン
Jaguar Land Roverは、Land Rover(ランドローバー)ブランドの新型SUV「ディスカバリー・スポーツ」の内装を公開した。同車の内装には、宇宙旅行ビジネスを手掛けるVirgin Galactic(ヴァージン・ギャラクティック)との提携の成果が反映されているという。
Jaguar Land Roverは2014年8月19日(欧州時間)、同年9月3日に初披露するLand Rover(ランドローバー)ブランドの新型SUV「Discovery Sport(ディスカバリー・スポーツ)」の内装を公開した。
ディスカバリー・スポーツは、2014年4月開催の「ニューヨークモーターショー2014」で公開されたコンセプトカー「Discovery Vision Concept」を基に開発されている小型SUVである。同ショーでランドローバーは、宇宙旅行ビジネスを手掛けるVirgin Galactic(ヴァージン・ギャラクティック)との提携を発表。地上を走る自動車と、宇宙旅行に用いるスペースプレーンという違いはあるものの、次世代の旅に用いる新たな乗り物を開発するという側面からエンジニアリングとデザインの分野における知見を共有する方針を示した。
今回公開した内装は、ランドローバーが「5+2」と呼ぶ3列目シートをフレキシブルに利用できるシート構成や、開口部が極めて広いパノラミックルーフなどを特徴としている。これらには、ランドローバーとヴァージン・ギャラクティックの提携の成果が反映されているという。
ランドローバーは「ディスカバリー・スポーツを披露する際には、ヴァージン・ギャラクティックとの提携をどうやって次のレベルに進展させるのかを確認できるだろう」としている。
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