ニュース
“起業したい!”を支援する「創業スクール」が全国各地で開講:中小製造業ニュース
中小企業庁は、地域創業促進支援事業の一環として、創業を検討している人を対象とした「創業スクール」を全国各地域で開講すると発表。同スクールでは有料で、経営やマーケティング、会計、税務などの創業に必要な知識を学ぶことができる。
中小企業庁は2014年8月19日、地域創業促進支援事業の一環として、創業を検討している人を対象とした「創業スクール」を全国の各地域で開講すると発表した。同スクールでは有料で、ビジネスプランの作成から、資金計画、営業、経理といった創業に必要なノウハウを学ぶことができる。また、同スクールのカリキュラムの説明を目的とした無料の「創業セミナー」も開催される。
同スクールのカリキュラムは、創業時に必要となるさまざまな基礎知識の講習とビジネスプランの作成サポートを受けられる「ベーシックコース(1万800円)」、事業の再チャレンジや第二創業を予定している人を対象に、創業予定の会社の経営資源や強み、過去の失敗要因を分析する「第二創業・再チャレンジコース(5400円)」、ベーシックコースの内容に加え、女性ならではのアイデアを生かした商品やサービスの開発などを学ぶ「女性起業家コース(1万800円)」の3つが用意されている。
同スクールは2014年8月から2015年1月ごろまで開かれる。また、2015年2月には創業スクールの受講者が発案したビジネスプランの中から優秀なプランを選定する「全国ビジネスプランコンテスト(仮称)」の開催も予定されている。創業セミナーおよび創業スクールの詳細情報や、参加申し込みについては告知サイトから確認できる。
関連記事
- 福井県の新たな匠の技を海外に! 中小製造企業7社のアイデアが実現へ
福井県鯖江市に本拠を置く眼鏡メーカーの西村プレシジョンは、同県内の6社の製造企業とともに発案した「福井“新”匠の技ブランドによる欧州市場販路拡大事業」が、中小企業庁の進める「JAPANブランド育成支援事業」に採択されたと発表した。 - クラウドソーシングでモノづくり支援、「メイカーズワークス」が登場
クラウドソーシングサービスを提供するクラウドワークスが、モノづくり支援プラットフォーム「メイカーズワークス」の立ち上げを発表した。製造、建設業に関する企画、設計、販売といった一連の業務プロセスをクラウドソーシングで支援する。 - パーソナルな“作ってほしい”をサポート――個人向けモノづくり支援サイト「工作市場」
製作・加工依頼者と製作者を結び付ける個人向けモノづくり支援サイト「工作市場」をシステックが開設。個人の“作ってほしい”を支援し、パーソナルファブリケーションの流れを加速させる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.