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みんなで考えれば恐くない! アイデアを生み出すブレインストーミング(その2)レイコ先生の「明日から使える! コミュニケーションスキル」(6)(1/3 ページ)

アイデアを生み出す手法の1つ「ブレインストーミング」。その際に役立つのが、アイデアを紙に書き出していく発想法「635法」と、タネとなるアイデアを参加メンバー全員で育てる635法の発展型「ブレインライティング」だ。

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本連載の登場人物

カ

小山田和成(オヤマダカズナリ)

中小ソフトウェアメーカーに勤務するエンジニア。入社8年目の30歳。技術力においては社内から一目置かれる存在で今年から係長に昇格。しかし、奥手な性格でコミュニケーションは苦手。通称「カズ君」。

レ

杉本麗子(スギモト レイコ)

外資系ソフトウェアメーカーにて人事部長を歴任。その後、中小企業診断士を取得して独立。現在は、「ツンデレ」キャラを生かして売れっ子の人事コンサルタントとして活躍中。通称「レイコ先生」。


*編集部注:本記事はフィクションです。実在の人物団体などとは一切関係ありません。


>>前回

レ

カズ君、ブレインストーミング(以下、ブレスト)を実際やってみてどうだった?


カ

そうですね。自分では思いも付かないアイデアが出てくるのでブレストの効果を実感しています。ただ、やはりその場の雰囲気をコントロールするのが難しくて自分の思い通りにならないこともありますね。


レ

そうね。雰囲気はコントロールできない部分もあるから、はじめから予定調和ではいかないことを想定しておくとよいわね。


カ

そういう、出たとこ勝負みたいの苦手なんですよね……。


レ

ブツクサ不満を言わない!! コミュニケーションは人間が行うのだから、全て予定通りにいくなんてあるわけないでしょ! どんな点が難しいと感じているか教えてちょうだい!


カ

ヒィーーー!! 難しいと思っているのはこんな点です。


  1. なかなかアイデアが出てこない
  2. 発言する人と、発言しない人が極端に分かれる
  3. 便乗のステップになると、アイデアの評価が始まってしまう

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