ストラタシス、最先端3Dプリンティング事例を披露するシンポジウム開催:3Dプリンタニュース
ストラタシス・ジャパンは、3Dプリンタを活用したダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング(DDM)の最新事例を紹介する「未来型デジタルファクトリー 3Dプリンティング DDMシンポジウム」を2014年8月27日に開催する。
3Dプリンタベンダーの米Stratasysの日本法人であるストラタシス・ジャパンは2014年8月13日、3Dプリンタを活用したダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング(DDM)の最新事例を紹介する「未来型デジタルファクトリー 3Dプリンティング DDMシンポジウム」を同年8月27日に開催すると発表した。参加費は無料。主に、製造業の経営幹部、研究開発マネジャー、設計/製造エンジニアなど、約1000人を対象とする。
同シンポジウムでは、最先端の3Dプリンティング活用を推進する業界の専門家やユーザー企業が国内外から集結。3Dプリンタを活用し、デジタルデータから直接生産するDDMに焦点を当てて、3Dプリンティング業界における最新トレンドや活用事例などが紹介される。基調講演や国内外の事例紹介、最新の3Dプリンタやさまざまなソリューション展示を通じ、実践型の3Dプリンティング体験を提供するという。なお、参加申し込みおよび詳細については公式Webサイトを参照のこと。
また、同社は、国内ユーザー向けに、デスクトップ型工業用3Dプリンタを最大6カ月間試用できる特別キャンペーンを実施すると発表。同社 代表取締役社長 片山浩晶氏は次のようにコメントを寄せる。「日本のモノづくりを強化するために、3Dプリンタは大きな役割を担っていると考えている。そのソリューションのメリットを真に理解するためには、実際に3Dプリンタを身近に置いて使用することが不可欠である。同キャンペーンは、より多くのユーザーに3Dプリンタのメリットを実感してもらい、新たなモノづくりのプロセスを見いだす手助けになると信じている」(片山氏)。
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