スバル「WRX S4」は「EyeSight(ver.3)」を搭載、エンジンは「BLUE BOXER」:車両デザイン
富士重工業が2014年8月25日に発売予定の新型スポーツセダン「WRX S4」は、運転支援システム「EyeSight(ver.3)」と、独自の水平対向直噴ターボエンジン「BLUE BOXER」を搭載する。
富士重工業は2014年7月25日、同年8月25日に発売予定の新型スポーツセダンの車両名称が「WRX S4」であると発表した。発売までに先行情報を公開するWebサイトも公開した。
WRX S4は、「スバル最高峰のAWDスポーツパフォーマンス」、運転支援システム「EyeSight(ver.3)」を含めた「独自の総合安全性能」、「優れた環境性能」、「洗練された質感」という4つの価値を実現したスポーツセダンだという。車両名称のS4には、これら4つの価値を表す「Sports performance」、「Safety performance」、「Smart driving」、「Sophisticated feel」の意味が込められている。
EyeSight(ver.3)を搭載するのは、2014年6月20日発売の「レヴォーグ」に次いで2車種目となる。また「優れた環境性能」を実現するエンジンとして「BLUE BOXER」を搭載することも明らかになった。BLUE BOXERというブランド名は、レヴォーグの水平対向直噴ターボエンジンにも用いられている。
同社の車両で「WRX」と言えば、「インプレッサ」から派生したスポーツモデルの「WRX STI」が挙げられる。新型WRX STIは、2014年1月の「デトロイトモーターショー2014」で初披露された後、既に北米と欧州で発売中。国内でも既に従来モデルの生産を終了しており、WRX S4とともに新型WRX STIの国内仕様モデルが投入されるとみられる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- スバル「レヴォーグ」はエコも走りもアイサイトもスゴい!
富士重工業が、「レガシィ ツーリングワゴン」の後継モデルとして開発した「レヴォーグ」。排気量1.6lのDITエンジン搭載モデルは「1タンク1000km」の走行が可能なエコ性能を持ちつつ、走行性能も十分。第3世代「アイサイト」の機能もちょっとした自動運転レベルで、スゴいクルマに仕上がった。 - スバルのPHEVコンセプト「VIZIV2」はステレオカメラによる自動運転が可能
富士重工業は、「第84回ジュネーブ国際モーターショー」に出展するプラグインハイブリッド車(PHEV)のコンセプトカー「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT(VIZIV2)」の概要を発表。「EyeSight」に代表されるステレオカメラを用いた自動運転技術を搭載しており、その解説映像も公開されている。 - スバルの「LEVORG」は新開発1.6l直噴ターボを採用、フルタンクから1000km走れる
富士重工業は、「第43回東京モーターショー2013」において、日本市場向けに新たに開発したスポーツツアラー「LEVORG(レヴォーグ)」を発表した。新開発の排気量1.6l(リットル)水平対抗直噴ターボエンジンを搭載するモデルは、ガソリン満タンの状態から高速道路を時速100kmで定速走行すれば1000km走行できるという。