ニュース
ムトーエンジニアリング、パーソナル3Dプリンタ「3D Magic Egg(MF-1050)」発売:3Dプリンタニュース
MUTOHホールディングス傘下のムトーエンジニアリングは、自社開発のパーソナル3Dプリンタ「MF-1000」の後継機として、「3D Magic Egg(MF-1050)」の販売を2014年7月1日より開始したと発表した。
MUTOHホールディングス傘下のムトーエンジニアリングは、自社開発のパーソナル3Dプリンタ「MF-1000」の後継機として、「3D Magic Egg(MF-1050)」の販売を2014年7月1日より開始したと発表した。税抜き販売価格は21万円。初年度の販売台数は約1000台を見込むという。
3D Magic Eggは、熱溶融積層(FDM)方式のパーソナル3Dプリンタで、積層ピッチは0.05〜0.5mm。標準のフィラメント径は3.0mm(ヘッド交換により1.75mmも使用可能)で、ABS樹脂とPLA樹脂をサポート。最大造形サイズは200×200×170mmである。
基本機能は従来機種(MF-1000)と同様だが、3D Magic Eggでは、3Dプリンタに関する予備知識を持たない初級者向けに、3Dソフトを標準でバンドルしてある。
また、操作マニュアルも日本語化されており、従来同様、ムトーエンジニアリングカスタマーセンターによる「安心サポート」サービスを利用できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- >>「3Dプリンタ」特集
- 3Dプリンタ「FORTUS」のドライバに新版が登場、造形時間の短縮が可能に
丸紅情報システムズは、米国ストラタシス社製3Dプリンタ「FORTUS」シリーズのドライバソフト「Insight」がアップグレードされたと発表した。「Use Model Material」や「Stabilize Wall」といった新機能が追加され、ユーザビリティの向上や造形時間の短縮が可能になったという。 - 3Dプリンタに新規参入続々、オートデスクとローランドDG
CADベンダーのオートデスク、切削機やインクジェットプリンタを開発するローランド ディー.ジー.(ローランドDG)が、相次いで3Dプリンタ市場への参入を表明した。 - 低価格3Dプリンタの本命登場か!? ――誰でも自宅プリントを実現「ダヴィンチ 1.0」
XYZプリンティングジャパンは、パーソナル3Dプリンタ製品「ダヴィンチ 1.0 3Dプリンタ」の国内販売開始を発表した。6万9800円と低価格ながら、組み立てや調整が不要で、箱から出してすぐに使えるのが特徴。ABS樹脂のフィラメントはカートリッジ式を採用し、日本語での国内サポートが受けられる点も見逃せない。