複雑な製造環境に最適なPLMソリューションとは――アラスジャパン:DMS2014開催直前! ブース出展情報
「第25回 設計・製造ソリューション展」のアラスジャパンブースでは、オープンソースPLMソフトウェアの「Aras Innovator 10」やMicrosoftのタブレット端末「Surface」用のPLMアプリ、近日発売予定の「Secure Social」と「Component Engineering」を展示。同社のパートナー企業によるソリューション事例も紹介される。
2014年6月25〜27日の3日間、東京ビッグサイトで「第25回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2014)が開催される。今回初出展となるPLMベンダーのアラスジャパンは、オープンソースPLMソフトウェアの「Aras Innovator 10」、Microsoftのタブレット端末「Surface」用のPLMアプリ、近日発売予定の「Secure Social」と「Component Engineering」を展示する。同ブース内で、同社のパートナー企業である日立システムズや、ADSなどによるAras Innovatorを用いたソリューション事例も紹介される予定だ。
「Aras Innovator 10」は、アラスジャパンの米国本社であるArasが開発し提供しているエンタープライズ向けのPLMソフトウェア。HTML5対応ブラウザで利用でき、100〜10万人規模まで使用できる拡張性を持っている。現在、全世界で500社を超える企業に利用されているという。
同社のPLMソリューションは、モデルベースSOA(サービス指向アーキテクチャ)フレームワークを用いたシステムになっており、それぞれの企業ニーズに合わせたカスタマイズが可能。ソフトウェアそのものは無償で利用でき、サブスクリプション契約を結んだユーザー企業は、追加費用なしでアップグレードができるというのも特徴だ。イノベーションの加速により、製造設計からサプライチェーンに至るまで製品ライフサイクルも複雑になってきているという。同社はそういった複雑で素早い環境の変化に対応できる、柔軟なソリューションを提供することに注力している。
「既にAras Innovatorを知っている方、現在使用しているPLMソフトウェアが不便だと感じている方には、Aras Innovatorがグローバル企業にとって最適であることをより深く知ってもらいたい。PLMソフトウェアの導入をこれから検討するという方には、弊社製品のカスタマイズ性と、アップグレードが可能であるといった柔軟性や、オープンソース・ビジネスモデルの利点を理解してもらいたい」(同社)。
第25回 設計・製造ソリューション展(DMS2014)
会期 2014年6月25〜6月27日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
アラスジャパン ブース情報
東ホール(小間番号:東11−40)
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