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東芝メディカルが医療システム開発子会社を吸収合併、開発体制を再構築へ医療機器ニュース

東芝メディカルシステムズは、100%子会社の東芝医用システムエンジニアリングを吸収合併する。役割分担の明確化と開発体制の再構築が狙い。

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 東芝メディカルシステムズ(以下、東芝メディカル)は2014年5月21日、100%子会社の東芝医用システムエンジニアリングの吸収合併を発表した。東芝メディカルを存続会社として、同年10月1日付で実質的な事業統合を行い、2015年4月1日付で合併を完了する見通し。

 東芝メディカルは日本・米国・欧州・中国の4拠点で、医療施設と共同しての研究開発を進めている。今回の体制変更で、先行技術開発、要素技術開発、商品開発などの役割分担の明確化と開発体制の再構築を行い、グローバルな競争力を持つ製品の開発を加速させていくという。

 東芝は、グループ全体の事業戦略として、エネルギー、ストレージに加えヘルスケア事業の強化を推進しており、今回の統合もその一環となる。

企業名 東芝メディカルシステムズ株式会社 東芝医用システムエンジニアリング株式会社
本店所在地 栃木県大田原市下石上1385番地 栃木県大田原市下石上1385番地
代表者 代表取締役社長 綱川智 代表取締役社長 内藏啓幸
事業内容 医療システムの開発・製造・販売・技術サービス 医療システムの開発・設計、および医療システムに関するドキュメント企画・制作全般
資本金 207億円 2億3000万円
設立年月 1948年9月 1972年10月
主要株主 東芝(99.4%)(東芝グループによる100%保有) 東芝メディカルシステムズ(100%)
表1 東芝メディカルシステムズと東芝医用システムエンジニアリングの概要

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