新型「コペン」の着せ替え費用は「エアロ3点セットとラッピングの間くらい」:車両デザイン
ダイハツ工業が2014年6月に発売を予定している、樹脂外板の着せ替えが可能な新型軽オープンスポーツカー「COPEN(コペン)」。この着せ替えの費用は、エアロパーツ3点セットの購入/装着/塗装(20数万円)と、ラッピング(40万円)や車両全体の塗装変更(50万円)に掛かる費用の間くらいになる見通しだ。
ダイハツ工業が2014年6月に発売を予定している、新型軽オープンスポーツカー「COPEN(コペン)」。この新型コペンは、樹脂外板をスマートフォンのカバーケースのように着せ替えられる内外装着脱構造「DRESSFORMATION(ドレスフォーメーション)」を最大の特徴としている。
2013年11月の「東京モーターショー2013」や、2014年1月の「東京オートサロン2014」などで公開されたコンセプトカーの「KOPEN」は、樹脂外板の着せ替えデモを行ってその可能性を強くアピールしていた。
6月に発売される新型コペンは、ドアを除くほぼ全ての外板が樹脂製になっている。13個の樹脂外板のうち、電動開閉式ルーフに関連するルーフとバックパネルを除く11個(フロントフード、ラゲージ、フロント/リヤバンパー、フロント/リヤフェンダー、ロッカー、フューエルリッド)の着せ替えが可能だ。
新型コペンの発売を待ち望む人々からは、税込みで200万円以下とされる車両価格だけでなく、この着せ替えに掛かる費用も注目されている。
この着せ替え費用について、2014年3月末の技術説明会に参加した、新型コペンのチーフエンジニアを務める藤下修氏からコメントがあったので紹介しよう。
藤下氏は、「新型コペンの着せ替えと比較できるような車両カスタマイズの費用を例として挙げると、車両全体の塗装変更で約50万円、ラッピングで約40万円、エアロパーツ3点セットの購入/装着/塗装で20数万円と言われている。新型コペンの着せ替えに掛かる費用は、これらの間くらいになるようにしたい」と説明する。
また、「全ての樹脂外板を着せ替えする必要はないかもしれない。メガネのつるの部分だけを異なるデザインに変更するように、フェンダー部分だけ着せ替えたいという方もいるだろう。そういった要望にも対応していきたい」(藤下氏)という。
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