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ザイリンクスが28nmFPGA「Artix-7」に車載対応品を追加、「Zynq」を補完車載半導体

ザイリンクスは、車載ICの品質規格であるAEC-Q100に準拠するFPGA製品群「XA FPGA」に、「Xilinx 7シリーズ」の中でもコストと消費電力を低く抑えたことを特徴とする「Artix-7」を追加した。

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ザイリンクスが車載対応の「Artix-7」を投入、プログラマブルSoC「Zynq」を補完

 ザイリンクスは、車載ICの品質規格であるAEC-Q100に準拠するFPGA製品群「XA(Xilinx Automotive) FPGA」に、「Xilinx 7シリーズ」の中でもコストと消費電力を低く抑えたことを特徴とする「Artix-7」を追加したと発表した。製品名は「XA Artix-7」で、主に先進運転支援システム(ADAS)や車載情報機器などの用途に向ける。

 XA Artix-7は、同社の車載グレードに対応する28nmプロセス製品の第2弾であり、45nmプロセスの車載グレード品として販売されてきた「XA Spartan-6」の後継となる。45nmプロセスのXA Spartan-6と比べて、静止(スタティック)電力は65%低く、全体でも消費電力を50%低減できるという。

 ロジックセル数が異なる、「XA7A35T」、「XA7A50T」、「XA7A75T」、「XA7A100T」の4品種をそろえる。ロジックセル数は、XA7A35Tが3万3280個、XA7A50Tが5万2160個、XA7A75Tが7万5520個、XA7A100Tが10万1440個。DSPの処理性能は最大264ギガMAC(1MACは1秒間に1回の積和演算処理を行える性能を示す)に達し、先進運転支援システムに用いる映像信号を処理する用途で力を発揮する。内蔵トランシーバの最大伝送速度は6.25Gbpsで、PCI Express Gen2にも対応可能だ。動作温度範囲が−40〜100℃の「Iグレード」と、−40〜125℃の「Qグレード」の2種類を用意している。

 XA7A100Tは既に量産を開始しているが、XA7A35T、XA7A50T、XA7A75Tが利用可能になるのは2014年10〜12月期になる見通し。

 なお、ザイリンクスにおける車載グレードの28nmプロセス製品の第1弾は、ARMのアプリケーションプロセッサコア「Cortex-A9」を内蔵するプログラマブルSoC「XA Zynq-7000」である。XA Zynq-7000は、2014年中にも量産される市販車のフロントカメラシステムに採用される見込み(関連記事:ザイリンクスのプログラマブルSoC、2014年から量産車の車載カメラシステムに採用)。XA Artix-7は、このXA Zynq-7000を補完する製品だという。

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