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自動運転車が日常的に走る交通環境とは? ボルボの「Drive Me」プロジェクト安全システム

Volvo Cars(ボルボ)は、同社の本社があるスウェーデン・ヨーテボリ市の公道を用いた自動運転車の実証実験プロジェクト「Drive Me」を開始した。

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ボルボの自動運転車がヨーテボリ市を走行するイメージ

 Volvo Cars(ボルボ)は2014年4月29日(欧州時間)、自動運転車の実証実験プロジェクト「Drive Me」を開始したと発表した。第1号車が、同社の本社があるスウェーデン・ヨーテボリ市の公道を用いて試験走行を始めたという。

 Drive Meは、ボルボだけでなく、スウェーデン政府やヨーテボリ市、そしてボルボの顧客も参画するプロジェクトだ。ボルボの顧客が乗る自動運転車を、ヨーテボリ市の内部/周辺から選定された公道を使って毎日約50km走らせる。2017年には、自動運転車の数を100台規模まで増やす計画。自動運転車そのものの研究開発だけでなく、自動運転車が市街地内で日常的に走行している状況が交通環境に与える影響を評価することも目的となっている。

 第1号車は、車線追従、速度制御、合流交通への対応が可能だという。これらの機能をベースに、Drive Meの最終目的である、プロジェクトが使用する全ての公道に対応する自動運転機能の実現を目指す。

ボルボの自動運転車がヨーテボリ市を走行するイメージ(クリックで拡大) 出典:Volvo Cars
自動運転車に運転を任せれば、ドライバーは運転以外のことができる(クリックで拡大) 出典:Volvo Cars

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