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日本アビオニクス、最大記録画素数120万画素の赤外線サーモグラフィカメラを発売FAニュース

「複数枚超解像処理」機能を搭載し高精細な熱画像を記録可能。

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 日本アビオニクスは2014年3月6日、非冷却型赤外線サーモグラフィカメラとしてはクラス最高水準となる最大120万画素(1280×960画素)で熱画像の記録が行える、高解像度赤外線サーモグラフィカメラ「InfReC(インフレック)R500シリーズ」を発売したと発表した。

 InfReC R500シリーズは、空間分解能を実際に高めることが可能な画像処理技術「複数枚超解像処理」機能をカメラに内蔵し、画素数を検出器の4倍の120万画素に増幅して記録する。こうして得られた高精細な熱画像は、電子部品などの研究開発分野をはじめ、橋梁などのコンクリート構造物や建築物外壁の剥離調査、電力設備の点検といったインフラ維持管理分野に適するという。

 シリーズには3機種があり「R500Pro」は測定温度範囲−40〜+2000度/フル機能R&D用モデルで、時系列データの測定を行うR&D分野や、高温物の測定に最適。「R500」は測定温度範囲−40〜+500度/設備診断用モデルで、高所となる電気設備やプラントの配管などの点検に最適。「R500S」は測定温度範囲−40〜+120度/ 構造物診断用モデル。コンクリート構造物や建築物外壁の剥離診断に最適としている。それぞれ温度分解能は0.03度(30度)、温度性能は±1度。

 価格はR500Proが238万円、R500が198万円、R500Sが180万円。

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「InfRec R500シリーズ」

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