トヨタがレクサスブランド初のコンパクトSUVを投入、北京で正式発表:車両デザイン
トヨタ自動車は、「北京モーターショー2014」において、高級車ブランド「レクサス」で初となるコンパクトクロスオーバーSUV「レクサスNX」を世界初公開する。
トヨタ自動車は2014年4月4日、「北京モーターショー2014」(一般公開日:2014年4月23〜29日)において、高級車ブランド「レクサス」で初となるコンパクトクロスオーバーSUV「レクサスNX」を世界初公開すると発表した。
レクサスNXは、印象的なデザイン、先進技術、そしてレクサスのブランドイメージを象徴するフロントフェイスデザイン「スピンドルグリル」などを兼ね備える、今後の新たな方向性を示すモデルになるという。同社は、「レクサスNXの発表は、現在急成長しているコンパクトクロスオーバー市場へのレクサスの本格参入を示すもの」と述べている。
同社は、2013年9月の「フランクフルトモーターショー2013」と同年11月の「東京モーターショー2013」で、コンパクトクロスオーバーSUVのコンセプトカー「LF-NX」を公開している。レクサスNXは、このLF-NXをベースに開発された市販車となる。LF-NXの外形寸法は、全長4640×全幅1870×全高1630mm、ホイールベースが2700mm。パワートレインは、排気量2.5l(リットル)の直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドモデル、排気量2.0lのターボエンジンの2種類があった。
現在国内で販売しているレクサスブランドのSUV「レクサスRX」は、外形寸法が全長4770×全幅1885×全高1690mm、ホイールベースが2740mm。米国で販売しているより大型のSUVであれば、「レクサスGX」は、外形寸法が全長4805×全幅1885×全高1885mm、ホイールベースが2790mm、「レクサスLX」は、外形寸法が全長5005×全幅1971×全高1920mm、ホイールベースが2850mmとなっている。LF-NXはこれらと比べて一回り以上小さい。
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